4月14日 環境省交渉報告(その2)〜やんばるの森を真の世界自然遺産に
昨年11月交渉で「19年度版の自然及び文化資源の統合管理計画」の公表を求めました。 やんばる森にある米軍の北部訓練所内の希少種の実態を確認するうえで重要な資料だからです。 日米管理基準では日本政府に提出しなければならないもので、「14年度版」は公表しています。 伊波洋一議員をはじめ厳しい追及の結果、交渉後に「統合管理計画」は提出されました。 今回の交渉では、 提出された「19年度版統合管理計画」を世界遺産センターに提出することを求めました。 やんばるの森を真の世界自然遺産にするために必要な資料だからです。 環境省は当初「予定はない」などと躊躇しましたが、 世界自然遺産に申請する際に、 米軍からの文書「北部訓練場の自然環境保全に関する米軍との協力」が提出されていること、 14年度版統合管理計画」を使って世界自然遺産を申請していることなどを説明すると、 提出することを了解しました。 また、米軍の演習による自然環境への影響について調査すること。 世界遺産センターやIUCN(国際自然保護連合)に報告すること。 19年「北部訓練場の自然環境保全に関する米軍との協力」文書の全文公開について 外務省が反対している理由を明らかにすること。 以上を再質問で追及することにしました。 P.S. 5月18日再質問に対する再回答が届きました。 再回答の内容に関しては、SDCCブログ「ジュゴン掲示板」の「防衛省、環境省からの無責任な回答」をご覧ください。 |
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