2022年活動報告  

5月15日:大阪アクション講演会
場所:PLP会館(大阪)


清水早子さん講演集会とデモ 
軍事要塞化と闘う琉球弧の人びと  -宮古島の自衛隊ミサイル基地反対運動-

沖縄復帰50年の5月15日、大阪PLP会館での講演集会に参加してきました。
復帰で「基地のない沖縄」が実現するどころか、辺野古には米軍の新基地が、
与那国島、石垣島、宮古島、奄美大島、馬毛島には自衛隊基地建設が進められ、
南西諸島の軍事化が進んでいます。


ミサイル基地いらない宮古島住民連絡会の清水早子さんのお話を伺いました。

宮古島は、山も川もない平らな島で、海は生き物の宝庫です。
川がないので飲み水は地下水だけなのです。
そんな宮古島に、ミサイル基地が建設され、軟弱地盤の上に弾薬庫が設置されています。
地下水が汚染されたらと思うと本当におそろしいです。
住宅のすぐそばの基地に、ミサイル搭載車もどんどん運ばれています。

米軍と自衛隊の共同訓練や共同作戦というのは、
沖縄の島々が戦場になることを想定しているのです。
安全保障=軍事力強化ではありません。
対立ではなく、対話で平和を創っていきたいです。


これは3年前、宮古島に行った際、当時弾薬庫予定地の保良で撮った写真です。
向こうに民家が見えます。
「こんなところに弾薬庫が・・・」と絶句しました。
住民の安全は二の次。
軍隊は住民を守りません。
今はミサイル弾薬庫2棟が完成してしまいましたが、
撤去を求めていきましょう。


集会は、PLP会館大会議室がいっぱいになる盛況(席の間隔はあけてありました)。
YouTubeでの視聴もたくさんあったようです。
会場には、すてきなバナーが掲示されてありました。

私たちは、ブースでジュゴン保護署名集めとジュゴングッズ販売をしました。
ありがとうございました。

ZAN