2019年活動報告  

6月9日:全交スピーキングツアー大阪集会
場所:大阪市立住まい情報センター・ホール(大阪)


札幌、東京、那覇、広島、京都と全国を巡ったスピーキングツアー。
最後の大阪集会にブースを出してきました。


会場の、大阪市立住まい情報センター・ホールは満員でした。


沖縄県国頭郡大宜味村在住の奥間正則さんは、土木技術者としての
経験を活かして、辺野古基地建設の問題点を追及されています。
ご両親がハンセン病で、国策による差別、人権侵害を受けて来た事を知り、
今も変わらない沖縄差別の現状に、辺野古基地反対の立場に立たれたそうです。

奥間さんは、ドローンで辺野古の現場写真をたくさん撮り、防衛局の不正工事の
実態を明らかにされてきました。
改正ドローン規制法で、辺野古の撮影が規制される事態になっています
奥間さんが分析責任者をされている「沖縄ドローンプロジェクト」が
カンパを募っています。詳しくはこちらをご覧ください。


講師のもうひと方は、韓国済州島で第二空港の軍事化阻止のために活動されている
ノ・ミュンギュさん。
通訳の呉民淑さん(右側の女性)と、ブースを訪れてくださいました。
済州島といえば、2012年IUCN済州島会議に参加した際、カンジョンの海軍基地阻止行動の
方たちと交流したことを思い出します。
カンジョンの海軍基地は完成してしまい、また第2空港も空軍基地として
軍事化されようとしています。反対する人の排除の様子は辺野古と同じです
しかし、老若男女たくさんの人が、あきらめずに声を上げ続けています。
東アジア、世界の平和のためにつながっていきたいです。


おふたりに、激励物が贈呈されました。
おふたりとも、胸に平和のシンボル-ジュゴンちゃんをつけてくださっています。


ブースでは、ジュゴングッズの販売、署名集めをし、大騒ぎキャンペーンの
ハガキを書いていただきました。

奥間さんも、ノ・ミュンギュさんも、全国を回ってお疲れかと思いきや、
とてもお元気でパワフルでした。こちらが元気をいただきました。
そして呉民淑さんの通訳がすばらしい
いつもありがとうございます。

在日朝鮮人大阪府教育会の金徳範さん、関西生コン労組の福島聡さん、
参議院選挙予定候補者の大椿ゆうこさんからアピールがありましたが、
いずれも、勇気とファイトがわくお話でした。

皆さん、ありがとうございました。

ZAN