2018年活動報告  

8月2日:出張授業
場所:学習塾付児童ホーム「アルキメデス」(兵庫)



8月2日、尼崎駅前の学習塾付児童ホーム「アルキメデス」に
ジュゴンのお話をしに行ってきました。


部屋に入ったとたんに、子どもたちから「ジュゴンって何?どんな動物?」
と質問が飛びます。
「今からお話しするからちょっと待ってね」と言うと、
「昨日から誰も教えてくれへん。早く知りたい〜」と待ちきれない様子。
私たちのごあいさつの後、まずは、ジュゴンの動画を見ました。
ジュゴンの泳ぐ姿、海草を食べる様子などを食い入るように見て、歓声があがります。


それから、パワーポイントで、沖縄の気候や、ジュゴンってどんな生きものかを紹介。
“ジュゴンのエサは?”“ジュゴンはクジラとゾウのどちらに近い”というクイズにも
大盛り上がりで答えくれました。


沖縄のジュゴンが絶滅に瀕していること、ジュゴンの生息地の
辺野古の海が基地建設で壊されようとしていることを話すと、
「守りたいな〜」という声があがります。
沖縄の米軍基地についても知ってもらいたいので、
普天間第二小学校にヘリの窓枠が落下したことなどもお話しましたが、
熱心に耳を傾けてくれました。

元気いっぱいの子どもたちは、終了後に渡したSDCCのリーフレットや
ジュゴンの折り紙にも大喜び。
高学年の女の子が、
「ジュゴンのこと学校の先生や親に話してみるわ」と
伝えに来てくれました


そして、ひとりの女の子が「ジュゴンのお話に来てくれるって聞いてたから」と
こんなかわいいハート?の折り紙をくれました。
お話を楽しみにしてくれてたんだと、とてもうれしかったです。

子どもたちと一緒に、数名のお母さん、先生たちも話を聞いてくださいました。
ジュゴンのこと、沖縄のこと、平和について考えてくれるとうれしいです。

ZAN