2018年活動報告  

6月10日:アキノ隊員に聞く やんばる高江の生きものたち
場所:住まい情報センター(大阪)



6月10日(日)大阪天六の住まい情報センターで、
「アキノ隊員に聞く やんばる高江の生きものたち」を開催しました。
東村孫高江、国頭村安波で調査活動をされているアキノ隊員にお話を伺いました。


まずは、高江、安波に棲む動物たちの紹介から。
リュウキュウウラボシシジミ、リュウキュウハグロトンボ、リュウキュウヤマガメ、
クロイワトカゲモドキ、ナミガエル、ヒメハブ、ノグチゲラ・・・などなど。
聞いている私たちは、やんばるの森にいざなわれていきました。


「地球上でここにしかいない生きものがここにはたくさん棲んでいます。
ここにしかない環境を、人の手で作ることができないこの森を
壊してはいけません。」


後半は、ヘリパッド建設やオスプレイの飛行が動物に与える影響について。
特に、営巣中のノグチゲラの巣立ちまでを詳しく報告してくださいました。


オスプレイが巣の近くを飛ぶと、巣穴に引っ込んで、なかなか顔を出さなくなる
ヒナの様子に胸が痛みました。

ヘリパッド建設のために、たくさんの木を切るということは、
そこに棲む数えきれないたくさんの生きものを殺すこと。
子どもの頃の虫好きのまま大人になったというアキノ隊員の
お話にすっかり魅了された私たちには、木々がどんどん切られることが
より耐えられないものに感じられました。


ジュゴン保護キャンペーンセンターから、辺野古の現状や
6/28に結審を迎えるジュゴン訴訟についてのお話をしました。


席がたりないぐらいたくさんの方にアキノ隊員のお話を聞いてもらえました。
やんばるの自然を守りたい思いがいっそう強まったのではと思います。
アキノ隊員、参加してくれた皆さま、ありがとうございました。


ブースも大賑わいで、アキノさんの書籍
「ぼくたちここにいるよ」 「ぬじゅん第6号」
もたくさん売れました〜。


終了後のアキノ隊員を囲んでの交流会も楽しかったです。


3月に高江でお会いしたときにプレゼントしたジュゴンが、巡査のジュンジュンに(ピンク色のこ)。辺野古ゲート前にもお供しています。
水色ジュゴンには警部補の制帽を被せる予定だそうです。
楽しみです

アキノ隊員は、自費で東村高江、国頭村安波で調査活動を
続けられています。会場で呼びかけたところ、たくさんのカンパを
いただき、全額アキノ隊員にお渡ししました。
「今手持ちがないので、振り込みたい」という方もいらっしゃいました。
アキノ隊員へのカンパ振り込み先は、こちらです。

ゆうちょ銀行 口座名義:ミヤギ アキノ 記号:17030 番号:18520051

やんばるの生きものを守るため、ぜひカンパにご協力をお願いします。

なお、アキノ隊員に聞く「やんばる高江の生きものたち」はIWJのこちらのサイトでご覧いただけます。
また、アキノ隊員のブログ「アキノ隊員の鱗翅体験」も御覧ください。
アキノ隊員の報告大阪で高江の話をしました。(2018年6月10日)

ZAN