2017年活動報告  

7月16日:海勢頭豊 命のライブ
場所:本澄寺(大阪)


7月16日、大阪高槻の本澄寺での海勢頭豊さんのライブに行ってきました。


海勢頭豊さんと愛さん(バイオリン)、路沙さん(ボーカル)の本堂でのステージ、とてもステキです。
月桃、喜瀬武原、ザンの海、コザキチロックなどおなじみの曲のほか、
自衛隊配備に揺れる宮古島を歌った新曲「響まし(とぅゆまし)宮古島」も披露されました。
そして辺野古の座り込みを応援する「辺野古旅情」では、海勢頭さんの
”ここを辺野古のゲート前だと思って、みんなで歌いましょう”の
呼びかけに、みんなが心をこめて一緒に歌いました。


6月12日に亡くなられた大田昌秀さんと、深い親交があった海勢頭さん。
葬儀では、一般焼香の2時間「月桃」「喜瀬武原」「さとうきびの花」などを
歌い続けたそうです。大田さんが、平和の礎を完成させた1995年は、
映画「GAMA-月桃の花」の撮影中で、この映画が今も毎年、全国の
どこかの学校などで上映されていることなどを、大田さんとの思い出と共に
語られました。映画の主題歌「月桃」は、毎年慰霊の日に、沖縄中で歌われています。


本澄寺のある五領・上牧地区は、今年「産廃焼却炉建設問題」で揺れ動きました。
自治会ぐるみの運動で当面断念させたものの、予断は許さない状況だそうです。
辺野古と同じように「地元が嫌がるものを権力や財力で押しつける」状況に、
海勢頭さんは、絶対建設させないようにと、エールを送られました。

ZAN