海からあがって一度宿舎に向かった後、
座り込み1091日目のキャンプシュアブゲート前の
テントにやってきました。
その日は夕方なので、もう座り込みの方々はおられませんが、
テントの中で宮崎さんにお話を聞かせていただきました。
基地の大きさや位置関係のことに始まり、
日々の座り込みの話をしてくださいました。
最近はトラックが増えていて、
1日に500〜600台ほど入る日もあるそうです。
なので、人数を集中させる曜日を決めて、一丸となって、
抗議行動をしているそうです。
最近は機動隊などもどんどん暴力になり、
頭がい骨骨折をした人や逮捕者も増えているらしいです。
「座り込み人数が多い日は、なかなかトラックが入れない。
座り込みが毎日200人以上、300人500人となれば、
きっと止められる」と宮崎さんは言います。
その言葉にたくさん人が少しでも座り込みに来る
意義を強く感じました。
そして、今日見たK9護岸が2カ月たっても、
たった100メートルしか進んでいないのは、
悔しい思いしたり、危ない目にあったりしながらも、
座り込みをしている人をはじめ、
たくさんの人の想いと行動のおかげだということを
改めて感じました。
次は実際の行動をということで、
シュワブ前で毎週土曜日に渡具知さん一家が中心となって行っている
ピースキャンドルに参加させてもらいました。
道路を走る車やバイクに「辺野古・大浦湾を守ろう」「基地は要りません」と
笑顔で手を振ります。
知らない人、どんな反応をするかわからない人たちに
声を出しながら、手を振るのは勇気がいることです。
でも、渡具知さん一家は毎週毎週休まずにこの行動を
子どもたちも含めて、続けてらっしゃるそうです。
たった1日の参加ですが、心が熱くなる体験でした。
たくさんの人に
「基地なんていらない、ジュゴンが棲む
大浦湾・辺野古を守ろう」
そんな想いが広がってほしいと強く感じました。
夜はみんなで交流会をしました。
地元の方も来てくださり、
それぞれツアーに参加した感想や
辺野古の海にかける想いを話しました。
お酒も入って、わいわいがやがや。
みんなのいろんな意見や見方が聞けて、充実した時間でした。