3回に分けて報告します。
まずは、座り込み4822日目のテント村にやってきました。
海のほうではたくさんの船がでています。
今日はK-1というところの工事を進める予定で、
それを止めるためカヌーも海に出ているそうです。
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テントでは、篠原さんが地図や実際の海を見ながら、
埋め立てる予定の場所を教えてくださいました。
それから、基地建設が決まった経緯を
辺野古の新基地建設が普天間の代替ではなく、
普天間より土地面積は狭くなっても、基地機能は増えていて、
沖縄への基地負担の軽減にはならないことを
設備の話などを交えて説明してくれました。
「そもそも普天間は沖縄の人が生活していたところを
無理やり奪われたもの、無条件に返されて当然」
篠原さんの話を聞けば聞くほど、基地の理不尽さを
痛感します。
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更に篠原さんは辺野古に基地ができれば、
人殺しに行く戦争を私たちが許してしまうことにもなると
言います。
「これは名護市の人、沖縄の人の問題だけじゃないよ」
篠原さんの言葉に、私たちが未来に引き継ぎたい世界は
どんな世界なのか、突きつけられたような気がしました。
次は辺野古の浜のノーベースギャラリーに行きました。
辺野古の浜はお花畑が広がり、やどかりの赤ちゃんがたくさんいました。
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そんな浜にキャンプシュワブを隔てるためのフェンスがあります。
そこに基地はいらない、海を守りたい、平和を守りたいという思いで、
たくさんの人がバナーを飾っています。
ジュゴンの形をリボンで作っているものも見られました。
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私たちもそこにリボンをつけてきました。
前の晩にみんなで作ったバナーも篠原さんに
預けてきました。
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伝統行事の辺野古ハーレーが行われるこの浜。
いつかこんなフェンスもなく、住民の人たちが
自由に遊べる浜になってほしいと思いました。
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