6月6日に、今年も京都にあるぶどうの木保育園に
出前授業に行ってきました。
7月に3泊4日で沖縄に平和キャンプにいく園児たち。
5年前から毎年、平和キャンプに行く園児たちに、
沖縄やジュゴンの話をさせてもらっています。
最初に、沖縄の海やアブダビの泳ぐジュゴンの映像を見てもらいました。
子どもたちは、沖縄の海の映像ではウミヘビに驚き、
ジュゴンの海草を食べる姿をじっと見ていました。
お話は沖縄の気候や動植物の話から始まります。
写真を見せながら、この動物知っているかなという質問に
みんな元気に手をあげます。
ノグチゲラやヤンバルクイナ、初めて見る動物もいたようです。
次はみんなが大好きなジュゴンの話、
鼻や口、ジュゴンのしっぽなど、
特徴を話していくと、面白そうに聞いていました。
さて、次はそんなジュゴンのクイズです。
ジュゴンがだべるものは何かな?
これにはみんなが一斉に手をあげます。
みんなで一緒に言ってみてというと、
「ジャングサ〜!!」と大きな声で答えてくれました。
沖縄では海草をジュゴン(ザン)が食べるので、
ジャングサと呼ばれています。みんなよく知っています。
クイズはジュゴンの寿命やジュゴンの祖先の話、
大きさなど、難しいものが続きます。
間違うことを恐れない子どもたちは、
難しい問題でも、物怖じせずに答えていきます。
ジュゴンの大きさは?というクイズに
50メートルなんて、数字も出て、
50メートルの巨大なジュゴンを想像して、
いやいやそんな大きいジュゴンいたら、
怖いよと思わず吹き出してしまいました。
子どもたちは真剣なのに、ごめんなさい!!
実際は2〜4メートル。
実寸サイズのバナーを使って、実際の大きさを
見てもらいました。
おっぱいの位置もジュゴンの人形を使って、
確かめます。前肢の付け根におっぱいがあります。
そんなジュゴンも数が減っているから、
守ろうっとSDCCは活動しているんだよ。
最後に
「命どぅ宝」(ぬちどぅたから)と
画面に漢字で映し出すと、
さすがぶどうの木保育園の子どもたち、
ちゃんと読めました。
かわいい子どもたちと
命について、ジュゴンを通して伝える出前授業。
私たちもとっても楽しいひと時でした。
じゅごんも現れ、子どもたちも大はしゃぎ。
授業の後はたのしくおやつもいただいちゃいました。
教室にはジュゴンのことがたくさん貼ってありましたよ。
みんな、気を付けて沖縄に行ってきてね。