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4月15日、辺野古に基地はつくらせない 勝つまであきらめない 沖縄のネーネーの話を聞く集い にブース参加しました。
開会前に、昼間のジュゴンでトレインにも参加していただいた芳沢さんの歌三線。赤のジュゴン帽子が素敵です。
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呼びかけ人のひとりの平石澄子さんより挨拶。辺野古、高江にかかわってきた関西の女性がよびかけ人になって、辺野古にかようネーネーたちの肉声を聞いてもらおうという企画です。
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屋富祖昌子さんのお話。屋富祖さんは昆虫分類学の研究者。やんばるの森が世界でも稀な亜熱帯雨林であること、多様な植生とそこを棲みかにする生物たちが、相互に依存しあって豊かな生物多様性をつくりあげていることをお話されました。しかし高江ヘリパット建設により、ノグチゲラがすむ木もきりたおされました。豊かな谷間は、コンクリートの解体ガラで埋められました。膨大な数の「生き物殺し」がおこなわれ、私たち人間が生きていく基盤もこわされています。
研究者らしい冷静なお話の端々に「生き物殺し」を行った安倍政権への強烈な怒りが感じられました。
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佐藤明美さん。大阪で40年暮らして帰ったふるさと沖縄は、全くかわっていなかった、と感じたことをきっかけに辺野古に通い始めたとのこと。ゲート前でもやっている身体をほぐす体操を参加者と一緒にしました。機動隊にごぼう抜きされるときも、まず身体が大切です。そして「故郷」の替え歌で沖縄への思いを伝えてくれました。
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大城博子さん。
自分は65歳で戦争は知らない。でも戦後ずっと沖縄が戦争の深い傷を負ってきたこと、戦争体験者の話もたくさん聞いてきた。私がゆずれないのは、戦争は絶対ダメということ。子や孫に絶対戦争を経験させたくない。
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三人で辺野古ゲート前で歌っている「ボケない小唄」「どうにも止まらない(替え歌)」などを熱演してくれました。
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名護市議会議員の翁長久美子さんも自腹で駆けつけてくれました。
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「自分も保守の立場でした。でもゲートまえに保守も革新もない。戦争はだめ。子や孫に平和を。人は行動をするなかで信頼しあい、変わるんです。ぜひ辺野古にきてください。そして翁長知事は必ず撤回をやります。それまで現場を支えるのが私たちのやることです。」とお話されました。
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アカリトバリさんと川口真由美さんの歌。
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最後はカチャーシーで盛り上がりました。
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SDCCのブースには、京都やロックアクションの仲間も集まり賑やかに記念撮影しました。ジュゴングッズもたくさん販売できました。ありがとうございます。
「勝つまであきらめない」そのためには、行動し「戦争はだめ」という当たり前のことをまわりに伝えていくことだ、と強く感じた集いでした。
☆じゅごん