2016年活動報告  

10月18日:国会うりずんの会へのIUCN報告会
場所:衆議院第2会館第3会議室(東京)


10月18日に衆議院第2会館第3会議室で
標題の報告会が開かれました。
急に衆議院本会議が入ったため、報告会は1時間遅れて始まりました。
うりずんの会は沖縄選出の衆参国会議員6人で構成されています。


冒頭、幹事役の玉城デニー衆議員から挨拶がありました。

つづいて、日本自然保護協会・安倍真理子さんから
IUCN決議「島しょ生態系への外来種の侵入経路管理の強化」についての説明がありました。
「外来種とは?」 「外来種問題とは」 「外来種が起こす被害」
「IUCN侵略的外来種グループの役割」などをふまえて、
IUCNをどのように動かすのか。埋め立て土砂に伴う外来種を防ぐには?などの
意見を紹介しました。


つづいて、IUCNでのSDCCの取り組みの報告と、
今後の辺野古、高江の闘いの検討課題を紹介しました。
外来種の侵入経路管理強化の具体的なプロセスを提言したIUCN決議を活用するために、
沖縄防衛局の責任と、沖縄県・環境省の役割を明らかにしました。
また、環境アセスメントの見直しについて、
2004IUCN決議「日本のジュゴン、ノグチゲラ、ヤンバルクイナの
保全」の「保全計画の策定と環境アセスのゼロオプション」を活用することを求めました。
当面、辺野古埋め立て承認書(H25.12.27)の留意事項を活用すること、
来年2月に世界自然遺産の推薦リストに登録される「ヤンバルの森」(高江)への
オスプレイ配備の問題点を国内外に明らかにすることを提案しました。

うりずんの会からは、玉城デニー衆議院のほかに会長の照屋寛徳衆議院議員、赤嶺政賢衆議員、糸数慶子参議員、伊波洋一参議員が出席しました。仲里利信衆議員は公務のため欠席。


急な呼びかけにもかかわらず、環境団体、平和団体などから30人の参加がありました。

 ジュゴンの保護者より