2016年活動報告 |
9月1日~10日:
場所:ハワイコンベンションセンター(ホノルル)
9月4日(現地時間)SDCC主催の記者会見を開きました。 稲嶺市長、ジュゴンも参加しています。 先ず、吉川秀樹国際担当が「生物多様性豊かな辺野古の 埋立て計画に“影響なし”とした環境アセスは、意見を出した科学者の 名前の公表すらしない非科学的なものである」と説明。 稲嶺市長は、「日本以外でこんなことは起こり得ないこと。 非民主主義的で、地方自治、人権も脅かされる状況にある。 沖縄は何度も選挙で基地NOの民意を示してきたが、本土の メディアは沖縄の実情を報道せず、海外でも取り上げられて いない。だからこの会議で世界に発信することにした。 心を開いて信頼関係を築けば、平和をつくることが出来る。 皆さんも広げてほしい。」と呼びかけられました。 海勢頭豊代表は、「ジュゴンは琉球国の平和、航海安全、 豊穣の神であり、ジュゴンを守ることは、自然を守り人類の 未来を守る闘いである。 今回の会議で、絶対平和のジュゴンの精神を、米国をはじめ 世界の人々に広げたい。」と述べました。 ハワイ在住の映像作家の男性は、「在沖米軍基地の状況がよくわかった。 世界にこの事実を広げ、沖縄が孤立していない事を伝え励ましたい」と発言。 やはりハワイ在住の女性は「はじめて聞いたことだが何か出来ることをしたい。 ジュゴンはどう思っていますか?」とジュゴンに質問。 海勢頭代表が人語を話せないジュゴンの思いを代弁して 「世界平和、豊かな自然と未来を守るために役立ちたい」と答えました。 今回の記者会見はメディアだけでなく、一般の参加者の姿が目立ち、 辺野古が注目されていると感じました。 沖縄に基地を押し付ける政府方針をはっきりと否定し、 未来に、子どもたちのために、豊かな海を残したい と世界に発信された稲嶺さんの発言は、とても感動的でした。 ZAN |