2016年活動報告 |
5月24日:No Base!沖縄とつながる京都の会 5月例会
場所:ひと・まち交流館京都(京都)
5月24日(火)ひと・まち交流館京都で開かれた
No Base!沖縄とつながる京都の会 5月例会 「辺野古埋め立てによる環境破壊を考える 土砂搬出地・沖縄との交流報告会」に 参加してきました。 先ず、うるま市の女性に黙とうをささげました。 辺野古土砂搬出反対全国連絡協議会の共同代表の阿部悦子さん。 全国連絡協議会は昨年5月末、奄美で7団体で結成。 SDCCもオブザーバーとしてその場に立ち会いました 1年ぶりの再会です ジュゴンを腕にお話してくださいました。 この1年、香川県小豆島、山口県黒髪島、門司、五島列島椛島、天草、佐多岬など 土砂搬出予定地をまわられ、地域の方々と交流されてきました。 現在、構成団体は、18団体にまで増えています。 みなとても美しく、同時に過疎化により疲弊している地域です。 そういうところを、お金の力で言うことを聞かせようとする国のやり方には やりきれなさと憤りを感じます。 海の生き物を守る会代表の向井宏さん。 先ごろ、環境省が日本の経済水域内における「重要海域」を公表しました。 それによると、沖縄島はほぼ全域が指定されています(もちろん辺野古・大浦湾海域も)。 辺野古の海を埋め立てるということは、生物多様性条約COP10・愛知ターゲットに 反し、国際条約違反ということになります。 向井さんから、4月に名護で開催された学習交流会についてもご報告があり、 土砂を辺野古に送らない!という各地の運動が、辺野古工事を止める 大きな希望になると話されました。 名桜大学看護学科の稲垣先生から、 沖縄戦のとき、ひめゆりなど看護はいやいやながらではあったが、 戦争に協力させられた。はっきりと戦争に反対と言える教育が、 看護学科では弱いと感じて来た。 そこで、6月23日の慰霊の日に、チビチリガマ訪問や 八重岳の野戦病院壕訪問などを企画している、 とのお話がありました。 No Base!沖縄とつながる京都の会から、5月辺野古派遣の報告がありました。 ちょうど、警備会社の長時間労働強要や、残業代未払いが 問題になったころで、シュワブゲート前の若い警備員に 「ちゃんと残業代もらってる?」と聞いたところ、 とてもつらそう下を向いたとのこと 色々なお話しに感銘を受けた、とても中身の濃い報告会でした ZAN |