3月20日 エル大阪で開催された
山城博治さん来る!沖縄連帯!「戦争法廃止を求める2000万人署名」を成功させる集い、に参加してきました。
会場は300名の参加者で満員立ち見になりました。
山城さんのお話し要旨 (投稿者の責任でまとめたものです)
@ 政府の和解受け入れ、工事中断後も警視庁機動隊、県警機動隊のゲート前行動への弾圧は続いている。座り込み開始以来のべ24名が逮捕された。しかし一度も起訴されていない。機動隊のマキシ中隊長はこちらが「裁判になったらお前たちの暴力の写真はいっぱいあるけど、こちらが暴力を振るった写真はまったくないぞ。」と言うと黙ってしまう。彼らも人間だ。自信がないのだ。
A 那覇でのレイプ事件について、「女性の尊厳が踏みにじられているのに絶対ひかない。」と国道の真ん中でダイインをやって抗議した。21日は辺野古で緊急抗議集会をします。
B 政府の和解受け入れについて、「判決が確定した場合はそれに従う」という条項を懸念する意見もある。しかし仮に判決が確定しても、設計変更申請や埋めたて土砂などでの県知事、名護市長の権限は行使できる。現に工事用作業道路のため埋め立てのために搬入されたトンブロックは最大57トンあり、県への申請で記されていた15トンをはるかに超えている。したがって県が投下を許可しない。そのため57トンのブロックは昨年11月から船に乗ったままで放置されている。辺野古ダム周辺からの土砂搬出、美謝川付け替え、文化財調査など、県知事、名護市長に権限を行使できることはたくさんある。行き詰っているには政府の側だ。
C 世界の世論が動き出している。米議会にも辺野古新基地に懐疑的な意見が出始めた。国連人権委員会が辺野古ゲート前での弾圧は人権侵害であると調査に入る見通しも出ている。
D 安保法制、憲法改悪、辺野古新基地は一つのものだ。そして辺野古の闘いで安倍政権の暴走を突破しよう。私たちの闘いは人間は信じられるものだという確信にもとづいている。
E 福島の現状を考えると涙が出る。避難者の生活の実態を初めて知った。20mmsvの世界に帰れとは、いったいどういうことだ。
未来は我々のもの、子供たちのものだ。
熱いお話でした。
「ここへ座り込め」をみんなで歌いました。
お話の後、京都の仲間とともに山城さんと写真をとりました。
みなさんいい笑顔です。
後半は2000万人署名の実践交流でした。福島からの避難者の方が、安倍政権の棄民政策を変えるためにも自分がやらなくてはと、生まれてはじめて署名行動に参加したお話に心打たれました。
最後に実行委員会よりカンパを手渡し、「今こそ立ち上がろう」を歌いました。
力のわく集会でした。
☆ジュゴン