2015年活動報告  

8月9日:沖縄、パレスチナ、アフガンの平和のためにできること
場所エルおおさか:(大阪)


8月9日(日)、エル大阪で
沖縄、パレスチナ、アフガニスタンの平和のためにできること
― 活動の現場から ―
を3団体で開催しました。


アフガニスタンの報告は、RAWAと連帯する会の桐生さんから。
アフガンの歴史と現状をわかりやすく報告されました。
2001年の米英軍によるアフガン攻撃のことは、「どうしても納得できない」と
理不尽さを強調。日本はインド洋上での給油活動で攻撃を後押しし、
アフガンの人たちの信頼を失っていきます。
市民運動で止められなかったことへの悔しさをにじませていました。

パレスチナの報告は、パレスチナの平和を考える会の役重さんから。
安倍首相が安保法制案で、最初に上げていたホルムズ海峡の問題。
イランと米欧など6カ国との核開発について最終合意がなされ、
イラン大使から、「まったく根拠のないことだ」との発言があること、
対イスラエル経済制裁として、EUによるボイコット運動が
効果を上げていることなどを紹介されました。


沖縄報告は、SDCCのふたりから。
ジュゴンと辺野古の基地のこと、現地のたくましい運動と
全国的な広がりを紹介しました。
辺野古の基地は、出来てしまえば国有地になり、沖縄県民の意思に反して
政府は半永久的に使用し続けようと画策しています。
辺野古・大浦湾は命はぐくむ生物多様性の海。
安保法案に反対する運動とつながって、大きな流れを作り、
辺野古基地建設中止を勝ち取っていきましょう。


後半は質疑応答。
経済格差をどうするのか(新しい経済を作っていくには)、若い人たちの
参加が(今日も)少ないが、広げていくにはどうしたらいいのか?
抵抗運動における暴力をどう考えるか?など
色々な質問が出ました。

詳しくは、IWJ Independent Web Journalにアップされていますのでご覧ください。


こちらは、長さ2200センチ(22メートル)、高さ1.6メートルの超ロング
「ボイコット・イスラエル横断幕」です。
分離壁がデザインされています。


SDCCはブースも出して、署名集め・グッズ販売をしました。

3つの団体が集まったイベントでしたが「全く違う国、分野で
ありながら、お互いつながりがあるということがよくわかった」
「沖縄の報告で元気が出ました」などの感想をいただきました。
お盆前の忙しい中、暑い中、50人の参加がありました。
ありがとうございました。

ZAN