2014年活動報告  

10月2日:辺野古座り込み行動
場所:キャンプシュワブゲート前(沖縄)


昨日、10月2日、辺野古座り込み行動に参加してきました。
那覇からバス77番に乗って約2時間。
第2辺野古で降りて、ゲートまで徒歩約8分ほど。

すでに、ゲート前でジュゴン風船を先頭にねり歩き。
約50人。それに合流しました。
ジュゴン風船は辺野古実行委員会(東京)メンバーAさんと、SDCCスタッフBさんが持ち上げて先頭で誘導。
マイクは沖縄平和センター議長の山城博治さん。
疲れ知らずの元気な声で、「大浦湾、ジュゴンの海を守れ」「ボーリング調査をやめろ」の掛け声。
  その後、テントで顔見知りの人々とご苦労さまの握手を交わす。
交流が始まる。
最初に、ジュゴン保護キャンペーンセンターから名護市議選後の沖縄防衛局交渉を報告。
110本のジュゴンの食み跡が発見されたことで大浦湾西側の海草をジュゴンは利用していないとの「予測」が誤りであったこと。
環境影響評価書の見直しと、環境監視等委員会で先行埋め立てが海草藻場に与える影響を議論することを約束させたことなどを報告しました。

昼食休憩をはさんで、歌ありスピーチあり。
海勢頭豊さんの月桃や喜瀬武原も「ヤンバルのねーね〜」から。
山城博治作の替え歌など、誰もが参加しやすい雰囲気。
トイレなどは巡回車を適宜回しているので参加者も安心して行動に参加しています。
 山城さんらの発言のトーンは知事選勝利でした。仲井真・知事批判は言うまでもなく、下地幹夫・知事予定候補に対しては、選挙こそが住民投票で、さらに住民投票はいらない。
喜納昌吉予定候補については、座り込みにも来ない人が承認撤回という資格はないと一刀両断。

他に特徴的な発言は、国境なき医師団のメンバーからのジュゴンを昔見た思い出や、済州島のカンジョン村で日本語のボランティア活動をしている若者が日本山妙法寺の和尚とともに挨拶をしました。
差し入れも多いです。
那覇から81歳のおばあさんがタクシーに乗って差し入れを持って、「竜神さんを祭っている辺野古を埋め立てるようなことは許さない。
必ず、台風が来てヤマトの船を追い返すだろう」と激励をして帰られました。闘いの輪が広がってきています。
帰りのバスは台風の影響か雨に降られ、那覇まで3時間を超える渋滞でした。

下の写真は、例の殺人鉄板(沖縄防衛局が、歩道の上に、抗議行動を妨害するために敷設した)です。

 ジュゴンの保護者より