2013年活動報告  

10月8日:出張授業
場所:立命館大学(京都)


立命館大学の池尾さんの「戦争の歴史と現在」という講義に特別講義として依頼があり『出張授業』をしてきました!

こんなにたくさん!300名以上の学生さんにお話ししました。

1995年生まれの学生達、もちろん戦争は知らないし(親の世代も)少女暴行事件があり、普天間基地閉鎖が日米合意された年に生まれた世代です。
まず最初に池尾講師から、講義内容について説明、そして私たち特別講師の紹介
最初に「ジュゴンと沖縄、そしてSDCCについて」のお話

沖縄ジュゴンが直面する最大の危機は、辺野古への新基地建設問題です!

『基地ではなくジュゴン保護区を』と取り組むSDCCの活動紹介をしました。
続いて「沖縄ジュゴンと基地問題」のお話

沖縄戦から基地の成り立ち、そして現在の状況
今も続く基地負担、オスプレイ配備や、辺野古への埋立申請などについて説明しました。

「県民総意の反対の中、オスプレイが強行配備されること、どう思いますか?日本はほんとうに民主国家なのでしょうか?人権を大事にしている国なのでしょうか?」
どうぞ考えてくださいと問いかけました。 
最後に「在日米軍ヘリ事故から見えるもの」のお話

戦後68年間日本に米軍基地があり続けているとはどういうことなのか。
沖縄では米軍ヘリが墜落事故を起こしても、日本は手を出せない(治外法権、まるで植民地さながら)
日米地位協定とはいったいどんな内容なのかを説明しました。

とても盛りだくさんの内容でしたが(まだまだ伝えたいことはいっぱい)今、集団的自衛権、9条改憲、軍事力強化などが進められようとしているなかこれからの若い世代の人たちに自分の将来のことだとしっかり考えてほしいと思いながら話しました。

講義のあと、質問があったり、署名や知事宛ハガキも書いてくれたりと関心を持ってくれた学生もいたので、よかった、よかった〜。

追記
学生食堂にお昼を食べにいく途中に、「ジュゴンの方ですか〜」と声をかけるてくれた女子学生が
なんと4月の出張授業を聞いていて、覚えていてくれました!
印象に残っていたってことですよね〜嬉しい
それにしても、学食は発芽玄米ご飯とトン汁と御惣菜2品で315円安かった!