2013年活動報告  

5月19日:第1回ジュゴン連続学習会
場所:難波市民学習センター(大阪)


5月19日(日)、難波市民学習センターでジュゴン連続学習会をしました。

ますます厳しくなっている沖縄ジュゴンの状況。その中で、私たちが出来ることは何か?

「ジュゴンを守るために ジュゴンを知ろう」という学習会です。

第1回目の講師は、浅野四郎さん。

浅野さんは、元鳥羽水族館副館長で、飼育がとても難しいジュゴンの長期飼育に、世界ではじめて成功された方です。
浅野さんのお話の前に、SDCCから、沖縄ジュゴンの状況とSDCCの活動について、報告しました。

着ぐるみジュゴンで、電車に乗り込むジュゴンでトレイン!の写真には、思わず笑いがおこりました。
浅野さんは、海獣類全般から、海牛類(マナティー、ジュゴン)へとわかりやすく、お話を進められ、参加者はみんな聞き入っていました。

学生のときは、魚類の研究からはじめられたそうで、色んな生きものへの愛情が感じられるお話しでした

「ジュゴンにとっては、海草藻場がとても大切。沖縄の生息地さえ守られていれば、またフィリピンからやってくるんじゃないか、と期待しています」と締めくくられました。

やはり、本島最大級の辺野古の藻場を守ることが、とても大切ですね。

浅野さんの、お話の詳しい内容をまとめたものどうぞご覧ください
 
今回の学習会には、海生動物の勉強をしている専門学校生の方たちの参加があり、「学校ではなかなか海牛の話が出てこないので、とても貴重な時間ありがとうございました!ぜひ学校にも来て、お話してください。

そして海牛好きをもっとふやしてください!」などの感想がありました。

ジュゴンのことを知って、ますますジュゴンの生きる海を守ろうという思いを強くしました。

浅野さん、参加者された皆さん、ありがとうございました

連続学習会、次回は秋の予定です

ZAN