2013年活動報告  

3月24日:安部真理子さんを囲んで交流会
場所:SDCC関西事務所(大阪)


 
3月24日(日)、NACS-J(日本自然保護協会)の安部真理子さんに来ていただき、SDCCの関西事務所で、学習交流会をしました。

安部さんは、サンゴの研究者で、沖縄・大浦湾、泡瀬などを守る活動にも、積極的に取り組んでいらっしゃいます。

2012年のIUCNチェジュ会議では、SDCCのノレッジカフェでもお話ししていただきました。
 お話の内容は、下記5点でしたが、とてもわかりやすく、具体的で、今後の活動のヒントが満載でした。

1. IUCNの定める保護区について
2. オーストラリア、グレートバリアリーフの環境保護の状況
3. 沖縄の保護区の状況と提案 自主ルールづくりについてなど
4. 2012年国際サンゴ礁学会でのヘレン・マーシュさんの発言
5. 辺野古埋立申請について
  4.のヘレン・マーシュさんは、サンゴやジュゴンの世界的研究者ですが、このサンゴ礁学会でも、今年2月のジュゴン保護署名国会議(フィリピン)でも、発言の冒頭に沖縄ジュゴンのことを、報告されています。

そして、若い研究者に「アカデミックな側面も大事だが、政治的リーダーに意見を聞いてもらえることも大事」というメッセージを送っています。

沖縄ジュゴンのことでも、科学者たちが声を上げ、政治家に意見を言ってほしいですね。

5.の埋め立て申請に関しては、安部さんが、沖縄BDと共同で、辺野古:埋め立てさせない!知事を支える!キャンペーンを企画されています

SDCCも、意見書を送ろうキャンペーン準備中です。

もうすぐアップします
 しっかり勉強した後は、スタッフ手作りの料理―パエリア&スペインオムレツを食べながら、話に花が咲きました。

名護市東海岸では、今わんさか大浦パークを中心に、ユニークで参加したくなるイベントが、わんさか取り組まれています
基地に頼らない地域づくりが、どんどん進んでいます。

私たちも、ジュゴンが棲む魅力的な地域づくりのお手伝いをしていきたいと、夢ふくらみ、心はずむ交流会となりました。
  安部さんご自身のレポートがこちらにアップされています。

辺野古・埋め立て土砂はアセスを避ける「土砂購入」で調達。

こちらは、その前日、名古屋で行われた、あいち沖縄会議さん主催の講演会の様子です。

公有水面埋立承認願書が日本政府から沖縄県に提出され、NACS-Jは緊急コメントを発表しました。

安部さん、ありがとうございました

ZAN