2012年活動報告  

6月17日:第4回原発民主法廷
場所:大阪市立平野区民センター(大阪)




6/17大阪 平野区民ホールで開催された
原発を問う民衆法廷 第4回(大阪)法廷  原発再稼働は犯罪だ! PART 2」にブース参加しました。
会場は200名を越える人で盛況でした。
  PHOTO 朝日新聞

17日は大飯原発の再稼働に抗議する集会が福井で行われました。
これに連帯する集会としても行われました。

斉藤征二さん (元敦賀原発下請け労働者)
    「被曝労働と原発の構造的欠陥」
陳述する斉間さん

斉間淳子さん(八幡浜・原発から子どもを守る女の会)
   「伊方原発設置による地域破壊と汚染」

入江紀夫さん(小児科医/医療問題研究会)
   「低線量内部被曝の脅威?原子炉周辺の健康破壊」が次々陳述されました。

斉藤さんの「原発は、雑巾とモップとバケツ。そして原発労働者の被ばくによってメンテされているんです」というお話。

また斉間さんの原発に反対したことにによって、地域で子供までがのけ者にされ、いじめられてきたこと。子供が6年生になったとき、「お母さん、僕は(放射能のせいで)どうせ長生き出来ないんだから、おもしろく楽しいことしかやらないよ」と言われ衝撃をうけたというお話。
入江さんのドイツの国家的規模の研究で通常運転中の原発の周囲5kmおよび10kmで小児がんが増加傾向にあるとの報告。
いずれも再稼働を強行しようとしている政府・原発力ムラへの痛烈な批判でした。
また後半の証言の中で、澤野義一さん(大阪経済法科大学教授)は「原発違憲論」を展開されていました。
原発が「構造的暴力」であり「もともと軍事技術」であることに立脚した論で、刺激的でした。



SDCCはコーヒー販売と署名、グッズ販売に頑張りました。
売り上げも上々。ありがとうございます。
原発再稼働を不当・不法と断じる決定が読み上げられました。
2次会も近所の沖縄料理店で判事や代理人、アミカスキュリエ(政府の側にたって発言する人)の方々も交えて盛況でした。

SDCCからはこの2次会の場をかりて、原発も違憲だが、沖縄へのオスプレイ配備は「平和的生存権」を侵害する明らかな憲法違反。ぜひ本土の市民も自らの問題として反対しましょう・・・・・とアピールさせていただきました。

☆じゅごん