2012年活動報告 |
2月11日:福島と向き合う講演会
場所:兵庫県中央労働センター(神戸)
2月11日元町にある兵庫中央労働センターで福島県の飯館村で酪農家をしていた長谷川健一さんをお迎えして「飯館村であの日から起こったこと」と題してお話を聞くことができました。 会場は満席で、関心の高さを感じました。 |
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長谷川さんは飯館村で酪農家として働いていた一方で飯館村の前田地区の区長さんもされていた方です。 | |
長谷川さんが原発事故で飯館村が放射能汚染されていることを知ったのは地震から4日目のことだったそうです。 村役場に駆け込むと避難するどころかこのことは誰にも言わないようにと口止めされたそうです。 それまでは村長を支持し支えてきた長谷川さんでしたが180度態度が変わったと。 |
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原発のおかげで酪農家としての仕事を放棄せざるおえなかった心境はどんなものだったでしょうか。 そればかりか友人が子供を残して自殺してしまった話では会場からすすり泣く声が聞こえました。 これは友人のダイニングメッセージだそうです。「原発さえなければ」と。 |
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その後4名の方が原発にかかわるリレー報告がありました。 その中でも「品川宣言」なるものを立案したお話に目が留まりました。 「福島を除染するなんてできない!福島から脱出しなくてはいけない。それをすることは行政として可能である」と。 |
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私たちはいつものようにグッズやコーヒーの販売をし、署名をお願いしました。 お隣のブースの方はなんと昨年毛皮反対デモでご一緒だった方でした。 うれしい再会となりました。 他にも懐かしい顔ぶれにも会うことができ、有意義な1日でした。 記:ごんばな |