2011年活動報告  

3月13日:写真展「やんばるの森と海」
意見交流会「ゆたかな海を守るために」
場所:名護市中央図書館(沖縄)


3月13日名護市中央図書館で写真展「ヤンバルの森と海」と意見交流会「豊かな海を守るために」を開催しました。

東北・関東大震災のよる津波の影響で、名護市民の参加に不安を抱えながら準備を進めました。


写真展はすなっくスナフキンさん、牧志治さん、そして名護市・比嘉さんの写真提供で豪華な写真展となりました。
SDCCからも2011年パシフィック・ジュゴン年をテーマにした展示やグッズ販売、署名などを行いました。

朝早くからの準備で、10時半ごろには完了。
11時から意見交換会「豊かな海を守るために」を1時間行いました。
意見交流会への参加者は15人。
最初に、海勢頭代表のご挨拶。
つづいて、フィリピン・ミンダナオ島でのジュゴン保護区の視察から帰ってきたスタッフからの報告。
「ちゃんぷるニュース」のシリーズで報告します。
期待してください。
そして、地元市議の東恩納琢磨さんから「ジュゴン保護の自主ルールづくり」が報告されました。
フィリピン報告では、国、自治体、NGOがパートナシップ協定を結び、「クリティカル・ハビタット」で住民参加を意識的に進めるなど、従来の保護区づくりの課題を克服する取り組みが明らかにされました。
琢磨さんは、青サンゴ群落保護の見学を地元の若い漁師の協力で進めていること、来年3月5日をサンゴの日としてホテルとのタイアップを検討していることを報告しました。
意見交流では、ジュゴンネットワーク沖縄の細川さんから、ジュゴンを低農薬のブランド米にするために農家に働きかけている報告がありました。

また、「保護区は規制」との画一的観念がある中で、海草藻場やもずく栽培など具体的なゾーニングの検討や種の保存法の種指定を先行させることなど議論が深められました。
写真展は150人を超える参加者。
図書館での写真展なので子ども連れの参加者も多く、署名は約50人から頂きました。有難うございました。
ヤンバルの森の写真を提供してくださった比嘉さんと一緒に
受付ではジュゴングッズを販売。たくさん買っていただきました
“ジュゴンがピンチ(せんたくばさみ)”を、おしゃれに使ってくれた女の子
こちらがヤンバルの森の写真。すばらしい自然の様子。
そしてそれを壊す開発の様子がよくわかりました。
1月、大阪で開催した写真展「うみさんぽ」の写真家。牧志治さんと。
沖縄でお会いできました
来てくださった皆さん、ありがとうございました