2010年活動報告  

11月6日:「また、また辺野古になるまで」上映キャラバン
場所:西宮勤労会館


← PHOTO 「IVAW反戦イラク帰還兵 日本で訴える」のワンカット

11月6日(土)西宮市で開催された 藤本監督の「またまた、辺野古を考える」上映キャラバンにブース参加してきました。

上映作品は「アメリカばんざい」 「IVAW反戦イラク帰還兵 日本で訴える」「またまた辺野古になるまで」の3作です。
休憩時間には、ブースでジュゴングッズを販売しました。
「母が沖縄出身です。COP10のことについても興味があります」という学生さんなどもおられました。
これは「またまた、辺野古になるまで」の一場面。名護市長選挙決起集会でアピールする稲嶺ススム現市長の姿です。「海にも陸にも基地は作らせません」という強い決意が伝わります。
「IVAW反戦イラク帰還兵 日本で訴える」を制作された、マブイシネコープの木村さん。
キャンプシュワブに駐留した経験を持つイラク帰還兵ブライアン・キャスラーさんの、「沖縄では市街戦の訓練もジャングル戦の訓練もできる。その訓練を経て、イラクでの殺戮に派兵されたんです・・・」という証言。
沖縄米軍基地が「抑止力」などとは何の関係もない、「人殺し」の訓練基地であることを伝えようという制作意図をお話しされました。
上映後は、藤本監督とともに映像作成をしている影山プロデューサーとの交流会。
「証言するブライアンの眼は、戦場を経験した兵士の目。彼の派兵前のキャンプシュワブでの写真がワンカットあるが、その眼はまだ普通の青年の面影を残している。でも今の眼は、私が取材してきた他の帰還兵と同じ、殺戮を経験した兵士の目です。」

戦争が、兵士の人間性を破壊してしまうことを改めて感じます。

この交流の時間の前に、SDCCからはCOP10の報告をしました。
時間を下さった主催者の皆さんに感謝します。