2010年活動報告  

9月4日:シンポジウム〜生物多様性と私たち〜
場所:弁天町学習センター:大阪


9月4、5日の両日、10月の名古屋COP10に向けて生物多様性のことを広く知ってもらうためのイベントをしました。実行委員会のブログはこちら

4日は、シンポジウム〜生物多様性と私たち〜
生物多様性のことを身近に感じ、自分にできることを考えようという集いです。
会場は大阪の弁天町学習センター
海や山を守ろうというたくさんの団体が集まっての企画。
パネルも色々あって、勉強になる〜
生物多様性とは、そしてCOP10とはの説明の後、
2008年ドイツのボンで開催されたCOP9の映像を見ました。
NGOブースのコーナーは、リズミカルな音楽が流れていてとても楽しそう
名古屋のNGOブースも、盛り上げなくっちゃ
COP9参加者に、次回COP10が日本で開催されることについてインタビューしています。日本の環境政策が立ち遅れていることに厳しい意見が相次いでいました。
日本政府は、COP10では議長国なんだからしっかりしてね
続いては「生物多様性のホットスポットを知ろう」のコーナー。
最初は山口県の祝島
スナメリやカンムリウミスズメ、スギモク(海藻)など貴重な生きものが生息する豊かな海です。
今、祝島の対岸の上関田ノ浦を埋め立て、原発を作る計画が中国電力により進められていて、地元の人たちの反対運動が続いています。
祝島の自然と住民の方たちの暖かさに感動して、何度も訪れているという方から祝島訪問・体験レポート。
(河童のコスチュームがキュート翌日のパレードでも注目の的)
SDCCからは辺野古・大浦湾周辺の自然とジュゴンのこと、基地を作らせたくない地元の人々の思いなどを紹介しました。
参加者から「辺野古の問題を、はじめてしっかり聞けて感激した」との声も
現地訪問レポートでは、「じゅごんの里ツアー」訪問した辺野古のテント村、キャンプシュワブ前のピースキャンドル行動、おばあの朝市のことをお話ししました。
戦後の食糧難を、海の恵みでしのいできたおばあたち。
基地はいらない、海を守りたいという思いはとても深いのです。
休憩の後、様々活動をしている方たちの5分間リレートーク。
トップバッターは日本熊森協会
きらめ樹(皮むき間伐)で、森を元気にする活動をしている
NPO法人森の蘇り
里山を守る取り組みをしている富田林の自然を守る会
有用微生物群(EM)が詰まった泥だんご=「元気玉」で、淀川の浄化活動をしているあくあ☆りぶら
ビジネス+スロー=スロービジネス?!
スロービジネススクールの学生さんから報告。
原発銀座の若狭。若狭富士のふもとでは、小さな子どもを持つ母親を中心に関電職員も巻き込んだ楽しい取り組みが進んでいます。
9/25の「シーズアースデイ高浜」に行きましょう。
リレートークの後は、「じぶん条約を宣言しよう」のコーナー。
COP10は国の条約だけど、自分のこととして考えよう、ひとりひとりが地球と約束することで環境を良くしていこうという取り組みです。
何を書こうかな・・・。
みんな一生懸命考えてくれています。
手に手にじぶん条約を持って。
条約の樹にどんどん葉っぱが生えていきます。
あっという間に、こんな素敵な樹になりました。
翌日のパレードでお披露目です。
最後にザ・ブームの「風になりたい」の替え歌「多様でいたい」をみんなで歌って大盛り上がり
御堂筋でもこの歌が注目されること間違いなし

シンポジウムを盛り上げてくださったみなさんありがとう