2010年活動報告  

1月1日:ピースウォークfrom沖縄
場所:
(大阪事務所)


2010年国際ジュゴン年、生物多様性年の元日に沖縄からピースウォークがスタートしました。
沖縄からスタートして、5月の東京着まで、西日本を縦断するウォークです。
週明けには辺野古へも訪れる予定です。
詳細はこちら
(1月1日の報告ブログはこちら
初日はセーファ御嶽を皮切りに、神の島としてイザイホーなどの祭祀で知られる久高島を南北に往復。そこで久高島の港から合流して島の聖地・霊地を巡るウォークに参加してきました。

(久高島へ向かう船中から拝む元日の朝日)
島内のあちらこちらにある史跡、御嶽などを地元の方に案内してもらいながら巡ります。
集落の中には見事な福木並木も…。
外間殿のカマド。沖縄ではどこの家庭でも台所に祀っている「火ヌ神」。
その元祖がこのカマドだとも言われているとのこと。
久高殿の近くで燻製にされるイラブー(海蛇)。
猛毒のヘビですが、尻尾は海での生活に適応して魚の尾びれのように縦に平べったくなっています。
イザイホーなどの祭祀が行われるフボー御嶽の入り口。
とても神聖な場所で、これより先は立入禁止です。
更に歩き、北端のカベール岬を目指します。
途中には牛の牧場も。のんびりと気持ちよさそう…。
長い道のり(全長約3キロ)の先に、カベールの浜が見えてきました。
そして、ついに到ちゃ〜く!

たまたま久高島へ訪ねて来られていた方も、色々な話が聞けるとあって?
最後まで一緒に歩いて下さいました。年末には辺野古にも訪れたそうです。
カベールは琉球創世の神アマミキヨが降り立ったと言われている地です。
透き通った素晴らしい海です。
北のほうには、与勝半島の先に、アマミキヨが辿ってきたとも言われる
平安座、浜比嘉、津堅などの島々も見えます。
その更に向こうに、辺野古の海が広がっているのですね。
新年の浜に、世界の厄いを払い清める願いを込めて、芒のサンが立てられました。

2010年、世界の声でジュゴンとジュゴンの海が護られ、人類共通の財産である地球環境・自然との共存の道を日本が歩んで行けますように…。

ピースウォークはこのあと辺野古、高江、伊江島などを訪ねたあと、長崎、広島を経て3月には関西圏、4月には名古屋、そして5月には首都圏を通過します。お住まいの近くにさしかかったら、是非一緒に歩いて、沿道の市民の皆さんにアピールしましょう。
(スケジュール、地図はピースウォークHPの日程・地図のページをご参照下さい。又スケジュール変更などはブログやニュースでご確認下さい。)