2009年活動報告  

3月14日:派遣法を撤廃して労働者の権利確立へ!3/14関西集会
場所:エル大阪南館ホール
(大阪事務所)


3月14日、エル大阪南館ホールで、
「派遣法を撤廃して労働者の権利確立へ!3/14関西集会」が開催され、SDCCはブースを出してきました。

第1部は京都龍谷大学の脇田滋さんから、「労働者派遣法撤廃運動と松下PDF高裁判決の意義」についてお話がありました。

吉岡力さんが松下プラズマディスプレイの偽装請負を告発し、雇い止めになったことを訴えた裁判で、大阪高裁は昨年4月、不当解雇を認める画期的な勝利判決を出しました。
判決内容についてはこちらをご覧ください 吉岡会
この判決は多くの非正規労働者に勇気を与えあちこちで訴訟の波を起こしました。
そして企業も団体交渉に往じるようになってきたそうです。

松下PDPは高裁判決を不服とし、最高裁に上告しました。
最高裁がこの上告申し立てを認めず、高裁判決を確定させるための要請署名はこちらからダウンロードできます。
最高裁要請署名
第2部は、正規雇用・直接雇用をもとめて闘う当事者や、ユニオンで労働相談を取り組まれた方たちから報告がありました。
中には「なかまユニオンに加盟した」と会社に通告しただけで、解雇が撤回された事例もあり、労働組合に加入することが大きな意味を持つことがわかりました。

ブースではコーヒーがいっぱい売れて、SDCCの署名も
たくさん集まりました。ありがとうございました。