2009年活動報告  

2月3日:院内集会
場所:参議院会館


2月3日午後1時30分から3時20分まで、参議院議員会館第2、3会議室で「7・18沖縄県議会決議を尊重し、辺野古真吉建設の断念を求める請願署名提出 2・3院内集会」がありました。

院内集会参加者はのべ130人。会場は満員で熱気にあふれました。
参加議員は14名、代理が11名。
提出署名数は個人48,316筆、団体署名は462です。
短期間にもかかわらず署名数は当初目標の3万筆を大幅に超えるものとなりました。
紹介議員数は52名で、衆議院で25名(民主党9、共産党9、社民党7)
参議院で27名(民主党13、共産党7、社民党5、無所属2)です。

院内集会の呼びかけ人は山内徳信さん、参加議員は沖縄選出議員と社民党議員を中心に民主党、共産党、無所属の川田龍平議員などでした。
報告者は、辺野古への新基地建設反対の沖縄県議会決議を上げた渡嘉敷県議(基地関係特別委員会委員長)とヘリ基地反対協の安次富共同代表。
参加した各議員は辺野古基地建設について反対する姿勢を明確にしました。
照屋寛徳議員はまとめで、自分の闘いとして沖縄の三つの闘い、辺野古、高江、泡瀬の闘いへの支援を参加者に訴えました。
夜集会は午後7時から9時、文京区民センター3階大会議室で、100名が参加しました。集会では、院内集会の報告、安次富共同代表の報告がありました。そしてSDCCからは「IUCN勧告と国連生物多様性年」について報告しました。環境団体との連携の強化と今後の方針を参加者とともに共有化するためです。
SDCCの報告は2月セミナーのチラシ、署名用紙を材料に、三度目の勧告の意義とジュゴン保護が世界の流れになっていること。
2010年国連国際生物多様性年にむけてジュゴン生息国10か国が動き始めた中で、沖縄ジュゴン保護についての議長国日本政府の立場が問われていることを説明しました。
また、環境アセスメント準備書作成を前に、準備書で沖合案、沿岸案などの経過と比較検討を求めるとともに、ジュゴン複数年調査の要求などを交渉や意見書の提出を進めることを訴えました。
また、生物多様性条約市民ネットワークの設立も私たちの運動にとって有意義であることをお話しました。