2008年活動報告  

11月16日:IUCN勧告・大阪報告会
場所:ドーンセンター(大阪)


11月16日、大阪天満橋のドーンセンターでIUCN勧告・大阪報告会を開催しました。
SDCC大阪名物の司会の登場。
名調子で参加者をひきつけます(SDCC関西名物です☆)。
受付はニューフェイス
さをりジュゴンも一緒にお出迎えです。
最初の報告はWWFジャパンの花輪さんから。
IUCNが世界最大の自然保護機関であること、その勧告には罰則規定などの強制力はないが、これを履行しないことは、国際的に大変不名誉なことであるということなど、わかりやすく説明していただきました。
花輪さんは、フォーラムの様子などもパワーポイントで伝えてくださいました。
フォーラムの期間中に、たくさんの方に沖縄ジュゴンのことを伝えることができたことも、本会議での大多数の支持につながったと思われます。
SDCCの蜷川事務局長からは、今後の活動方針が提起されました。
この報告会を皮切りに国会請願署名をスタートしました。
2010年の国連国際生物多様生年に向けて、来年秋にNGOでプレイベントを開催するなど、今後のキャンペーン活動のイメージがふくらみました。
休憩をはさんで質疑応答をしたあと、関西のスタッフからバルセロナ会議の様子をお話しました。

まずは、開会式とブースの様子。
私たちのブースは、ジュゴンイラストバナーやジュゴン折り紙で飾られた手作りブース。
海外の参加者から「一番きれいなブースね」とほめられたりしました。
海勢頭バンドの音楽もあって、ブース前はすごくにぎやかに盛り上がりました。
ジュゴン折り紙を名札のケースに入れてアピールしてくれる人もたくさんいました。
街頭やイベントで集めていったジュゴンイラストのバナーを
会場前の広場で展示してたくさんの方に見てもらいました。
着ぐるみジュゴンとエイサーで道ジュネーをするなど、多いに目立ってたくさんの署名を集めました。
ノレッジカフェと本会議の採択について。
日本の外務省は、勧告案に賛成できないと言いましたが、SDCCなどNGOが提案したジュゴン保護勧告が支持を得て、賛成大多数で採択されました。
今年5月にドイツのボンで開催された第9回生物多様性条約締約国会議(COP9)では、ホスト国ドイツの森林保全政策が高く評価されました。一方日本は最もダメな「ゴールデンチェーンソー賞」を貰ってしまいました。
2010年の会議は名古屋です。
日本もホスト国として、ぜひ生物多様性を守り、ジュゴンを守る活動を進めてほしいものです。
みんなでがんばってかち取ったジュゴン保護勧告です。
日本政府に履行を求めていきましょう。
署名にご協力お願いいたします。
署名用紙はこちらからダウンロードできます。
国会請願署名

IUCNジュゴン保護勧告・大阪報告会の様子です。
約2分。報告者の話をほんの一言ずつ集めました。