2008年活動報告 |
8月8日:パトリシアさんを囲むつどいinひらかた
場所:扇町公園
京都全交に参加された後、広島や東京でも交流会があって、帰国される前日に大阪ひらかたで開催された集いでした。 |
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集いはまず、月桃の花歌舞団の方たちの歌からはじまりました。 VAWはイラクに従軍した帰還兵・退役兵によって2004年に結成された全米47支部、1400人のメンバーからなる会です。 基本理念は 1.すべてのイラク帰還兵は、医療保障・生活手当を受ける権利を有する 2.米国はイラク国民への補償をしなければいけない 3.米軍はイラクから撤退せよ というものです。 |
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パトリシアさんは17歳のときに、イリノイ州の州兵に志願したのですが、そのとき州兵というのは災害救助隊のようなもので、州兵になることは世の中に役立つ良いことだと思っていたそうです。 実際ベトナム戦争のときでも州兵がベトナムに送り込まれることはなかったのですが、イラク戦争では大統領命令により、イラクへ派遣されることになってしまったのです。 訓練の中で、軍が兵士に対して責任を持たないこと、兵士は戦争マシンの一部であることが見えてきたそうです。 |
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そしてイラクでは、ジュネーブ条約違反がまかり通り、子どもや妊婦でも「爆弾を持ったテロリストだと思え」と教育されたそうです。 パトリシアさんは今、シカゴにお住まいなのですが、シカゴでは、軍のリクルーターが学校に入ることを教育委員会が認めるなど、公立学校の軍事化が進んでいます。 IVAWシカゴ支部では、これを止めるために活動をされているそうです。 日本でも自衛隊の募集ポスターを学校内に貼ったり、体験学習で自衛隊に行ったり、ということがはじまっているので他人事とは思えませんでした。 |
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パトリシアさんは沖縄の基地問題にも言及して、「アメリカの基地は アメリカ国内に戻さなければいけない」とおっしゃっていました。 集い後、平和な枚方をつくる市民の会の事務所で交流会をしました。 市民の会の皆さんの手作りの料理がおいしかった なごやかに交流できました |
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最後にみんながメッセージを書き込んだTシャツをプレゼント |
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英語でメッセージを伝えます。 |
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「これは風呂敷。何でも包めます」 |
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SDCCからは、国際シンポジウム(英語と日本語両方で書かれたもの)を渡して、ジュゴンと基地のことをお話し、署名してもらいました。 「IVAWのwebsiteで紹介します」とのこと。うれしいな お疲れなのに最後までにこやかにお付き合いくださってありがとうございました。 |