2007年活動報告  

8月1日:世界の絵本展−韓国絵本の魅力
場所:京都市国際交流会館


京都国際交流会館で1日から開催されている世界の絵本展−韓国絵本の魅力に行ってきました。

◆日時:2007年8月1日(水)〜5日(日) 10:00〜17:00
◆場所:京都市国際交流会館 2F 姉妹都市コーナー展示室   入場無料
     (地下鉄東西線「蹴上」駅 下車 徒歩6分)
詳しくはコチラ


期間中毎日14:00〜15:00、 「ジュゴンのなみだ」の作者キム・ファンさんのお話と絵本の読み聞かせがあります。
初日は、「似ているけどちょっと違う?!日韓むかし話」というテーマで「七夕」や「こぶとりじいさん」など日韓両方にあるお話で、ここがちょっと違うというところを教えていただきました。

それから3つほどお話を読んでいただいたのですが、私が気に入ったのは「こかげにごろり」

夏の暑い日、木陰で涼もうとしたお百姓たちに、意地悪地主が言います。
「この木はわしが植えたんだ。涼みたかったらこかげを買い取れ!」
そこで、お百姓はみんなでお金を出し合って、こかげを買い取ります。
季節がめぐっていくと、こかげはだんだん地主の屋敷の庭の中まで伸びていきますが、そこで“ごろり”とお百姓が寝転んでいても地主は文句を言うことができません。
ついにこかげは地主の家の中まで伸びていき、地主が祖先を祭るために用意していたご馳走もかげの中へ。
もちろん、お百姓たちは喜んでご馳走をたいらげてしまいました。

たくましいお百姓の姿がユーモラスに描かれています。
久しぶりに絵本の世界にふれることが出来て、とても楽しかったです。

会場には韓国の衣装の展示もありました。

犬好きなので、つい犬の本に目がいきます。
「珍島犬」は柴犬に似たかしこそうなワンコです。
京都国際交流会館の図書室では、以前からSDCCのリーフレットを置いてくださっていますが、新たに「ジュゴンのなまえ 大募集」のチラシも置いていただけることになりました。
ご協力ありがとうございます。

「ジュゴンの名前募集」はWWFとじゅごんの里とのコラボで始まった企画です。
SDCCも協力しています。
是非、ご参加ください!
  詳細はこちら