2009年活動報告  

7月4日その1:じゅごんの里ツアー2日目
辺野古テント村訪問・大浦湾へ


7月4日は辺野古・大浦湾の海にでます。

朝、汀間の漁港に集合して出発準備。

天気は曇り。なんとか晴れてくれるといいなあ。

東恩納琢磨さんの案内で、2隻の船で出発。

まず大浦湾を横切って、辺野古のテント村にむかいます。

途中、大浦湾よりキャンプシュワブをのぞむ。

「船が今あるところぐらいまで、埋め立てられます」と東恩納さん。

埋め立ての規模の大きさを実感して愕然としました。

辺野古漁港の堤防の先端にある、竜宮神をまつった御嶽。(うたき)

ここも作業ヤードのために埋め立てられる予定です。
テント村で村長の当山さんのお話を聞きました。

環境アセス準備書を出しなおさせるため、沖縄県環境影響評価審査会への働きかけをつよめることをお話されました。

以前、SDCCからプレゼントしたジュゴンちゃんがいました。

ジュゴン七夕メッセージカードもさっそく飾っていただきました。

じゅごんのオブジェ発見!

枯れ木でうまく作ってます。

これも訪問者のプレゼントとのこと。
辺野古テント村のアイドル、ポチ!

辺野古の浜のキャンプシュワブとの境界線。

鉄条網には何度も焼かれたというピースリボンがひらめいていました。

私たちもリボンを新たにくくりつけました。

「あきらめることなく抗い続ければ平和を実現できると感じました」
(ツアー初参加者の感想) そのとおりだと思います。

再び海に出て、辺野古の浅瀬でシュノーケリング。ジュゴンの餌場の海草を観察しました。

ちょうど干潮で観察にはもってこいの時間でした。

水深は1mぐらい。澄んだ海の底に黒っぽく見えるのが海草です。

ジュゴンの大好物の「ウミヒルモ」もたくさんありました。

辺野古がジュゴンの大切な餌場であることを実感しました。

ランチのために長島に上陸しました。

向うに見えるのがキャンプシュワブ。

この島の近くまで埋め立てられる予定です。

島のまわりの海でシュノーケリングをしました。

美しい魚がいっぱい!

豊かな海を実感しました。

このあと大浦湾のアオサンゴを観察に行く予定でしたが、風が強くなってきて残念ですが中止になりました。

この写真はダイビングをするスタッフが、代表で撮影してきたもの。

海面にむけてそびえ立つようなアオサンゴです。
来年が今から楽しみです。

汀間漁港に帰ってから、嘉陽にある「ジュゴンの見える丘」に行きました。

スダジイの森の向うに、ジュゴンの海が見えてきました。

この海にジュゴンが生きています。

みんな良い笑顔。



ジュゴンの見える丘での様子を写した動画も見てください。