2006年3月25日
第4回ジュゴン連続セミナー
ーフィリピンのジュゴン保護についてー
場所:エル大阪
浅野さんは30年間ジュゴン飼育に携わってこられました。 |
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「ジュゴンを守るためには、ジュゴンを知ることから」とお話しをはじめられる浅野さん。 | |
【ジュゴンについて】 |
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現存する海牛類は、ジュゴン科1種とマナティー科3種です。 マナティーにはアメリカマナティー、アフリカマナティー、アマゾンマナティーの3種がいます。 ジュゴンとマナティーは尾びれの形で一目で見分けられます。 雨季と乾季のある川などで暮らすマナティーは、浅いところでも泳げるように丸い尾びれを持ち、海に棲むジュゴンは深いところで早く泳げるように、尾びれが二股に分かれた形をしています。 |
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ジュゴン科にはジュゴンの他にステラーカイギュウという大型の海牛がかつて存在していました。 |
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ステラーカイギュウの狩りの様子です。 |
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ジュンイチの顔です。 顔にはたくさんの感覚毛がはえていて、海草に触れると鮮度など状態がわかるそうです。 また体に生えている剛毛は水流を感じるそうです。 口の中の舌のように見えるものは咀嚼板で、これで海草をすりつぶします |
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ジュゴンの牙を半分に切ったものです。砥石でとぎ、蟻酸にしばらくつけておくと、筋が出てきます。 |