辺野古アセス評価書について  



             「辺野古アセス評価書について」


年末年始にかけての、提出阻止の行動にもかかわらず、アセス評価書が提出され、アセスは最終段階に入りました(アセスは、方法書、準備書、評価書の3段階)。
このアセスは、手続きに入る前に、事前調査を開始するなど大変問題が多く、違法性が裁判で係争中です。

 辺野古・違法アセス訴訟

http://www.mco.ne.jp/~herikiti/justice.html

2012111日から集中審理が行われ、証人が問題点を証言しました。

 *検証動かぬ基地vol.104評価書の問題点は(琉球朝日放送)

(桜井国俊沖縄大学教授のお話し)

  http://www.qab.co.jp/news/2012011133111.html

 *実効性を疑問視 アセス訴訟で宜野湾市部長

 http://www.okinawatimes.co.jp/article/2012-01-13_28430/

 *辺野古アセス訴訟:「調査で環境損なった」

 http://www.okinawatimes.co.jp/article/2012-01-14_28477/

アセスの手続きの、方法書と準備書には、誰でも意見書を提出できるので、SDCCでは積極的に意見書提出をしました。SDCCの準備書(2009年)への意見書を、まとめた意見書集がありますので、ぜひご覧ください。

 *準備書への意見書集(SDCC作成)

 http://www.sdcc.jp/pdffiles/eiaikensyo.pdf

 
評価書では、基地建設は「ジュゴンに及ぼす影響は、最小限にとどめるよう配慮されている」と結論づけていますが、それがまちがいであることは、この準備書への意見を見れば、よくわかっていただけると思います。その他、様々な問題点の指摘をしていますが、これらの問題点は評価書でもまったく変わっていません。

アセス法では、評価書に対する住民意見書は出せないことになっていますが、でたらめな評価書には、批判の声をあげていきましょう。沖縄県も住民意見を受け付ける方針です。

*評価書:県、住民意見を受け付けへ

 http://www.okinawatimes.co.jp/article/2012-01-14_28476/

 知事意見期間は、県アセス条例に関わる飛行場(45日)が2月20日まで。埋め立て(90日)は、3月27日までです。

仲井真沖縄県知事は、6月にも申請が予想される埋め立ての許認可をしない方針を表明していますが、「アセス評価書は環境への配慮が不十分である」との知事意見を出させましょう。辺野古アセス裁判や県環境影響審査会の傍聴に参加しましょう。

 *普天間アセス 審査会1月19日開催

  http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-186184-storytopic-3.html




   ジュゴン保護キャンペーンセンター